この山は因島のほぼ中央、風呂山と龍王山に挟まれてそびえる標高275.7mの山です。
頂上からは因島全域や周辺の海域、しまなみ海道の因島大橋などを見渡すことができます。
因島村上水軍の拠点ともなり、頂上には元弘年間(1331~1333)~慶長元年(1596)までの約260年間に渡り築城されていた「青影城」の本丸跡や屋敷跡などの遺構が残されています。
日本遺産に認定された「村上海賊(村上水軍)」の貴重な資料を展示した、日本で唯一の水軍城。
「瀬戸内しまなみ海道」は西瀬戸自動車道の愛称で、本州・広島県尾道市と四国・愛媛県今治市を全長約60kmで結ぶ架橋ルートです。
その区間には大きな島が6つあり、それぞれに形の異なった架橋で結んでいることから「橋の美術館」とも呼ばれています。
全長約2km、徒歩で約3時間の石畳の小路です。
JR尾道駅そばの持光寺〜東は海龍寺までの沿線上には、旧尾道市内の主だったお寺や神社のほとんどが立地しています。