TOP
Interview
Hello Kitty
Goods
Sight Seeing
ACTIVITY
Cycling Tour

【  インタビュー  Vol.1】
 兵庫県豊岡市「但馬限定こうのとりハローキティ」編
【  インタビュー  Vol.1】
  兵庫県豊岡市
「但馬限定こうのとりハローキティ」編

国の特別天然記念物「コウノトリ」が生息する街・兵庫県豊岡市。
この地域限定で有名なのが、2005年に登場した「但馬限定こうのとりハローキティ」です。
この「但馬限定こうのとりハローキティ」を企画・販売する『コウノトリ本舗』のスーパーバイザーである中村 貴大さんにお話を伺いました。
コウノトリが舞う街の姿を
取り戻したい。
コウノトリが舞う街の姿を取り戻したい。
豊岡市に「コウノトリ本舗」が出来たきっかけとは?

中村貴大さん:
60〜70年前、豊岡市ではコウノトリが実際に舞っていたが、30年ほど前になると数が激減し、コウノトリは絶滅した、とまで言われていました。2000年代初期、豊岡市では「コウノトリが舞う環境を取り戻し、コウノトリが舞う街の姿を取り戻したい」という思いから、コウノトリについての事業が地域ぐるみでスタートしたんです。
その事業を活性化させるための施設「兵庫県立コウノトリの郷公園」が生まれ、コウノトリ本舗も出来ました。事業は軌道に乗り、現在では200〜300羽ぐらいのコウノトリが豊岡市を舞っていて、地域内の様々な場所で巣作りが行われています。
但馬限定こうのとりハローキティが生まれた経緯を教えてください

中村貴大さん:
実はコウノトリ本舗としては、最初に商品マーケティングはあまり考えていませんでした。
ほぼ同時期に完成した「兵庫県立コウノトリの郷公園」の名物商品を作ろうと企画されたのが 但馬限定こうのとりハローキティだったんです。
商品企画当初は、地場産の商品を盛り上げて いこうと始まったのが、但馬限定こうのとりハローキティだったんです。





「くちばしが折れると子宝に恵まれる」というジンクス。
但馬限定こうのとりハローキティが全国に広まった出来事は?

中村貴大さん:
コウノトリ本舗では10年以上前から販売しており、その間様々なメディアに取り上げてもらい、10年連続で売上NO.1の商品になっています。
その間、不妊に悩む夫婦のテレビドラマで商品が取り上げられ、さらに全国に広まりました。
発売当時、不妊に対して世の中では現在ほど取り上げられておらず、不妊に対するこうのとりハローキティの「くちばしが折れると子宝に恵まれる」というジンクスは広まってはいませんでした。
ですが時が経ち、不妊に対する世の中の問題意識が顕在化してきて、それと共に、こうのとりハローキティのジンクスが取り上げられ注目されるようになり、こうのとりハローキティが世間に認知されるようになったのです。
「コウノトリが舞う街・豊岡」ということもあり、本舗近くにある安産や子宝に恵まれるという「久久比神社」に行ってからコウノトリ本舗にお越しになって、こうのとりハローキティを買って帰られるお客様が多いですね。
コウノトリが舞う街ということ、それとこのようなルートがあるなど、こうのとりハローキティがあるからこそ、コウノトリ本舗が皆様に認知されているのではないでしょうか。
実際に但馬限定こうのとりハローキティを購入されたお客様からの反応
はいかがですか?
実際に但馬限定こうのとりハローキティを購入されたお客様からの反応はいかがですか?

中村貴大さん:
やはり、不妊に悩んでいらっしゃる方でこうのとりハローキティを購入された方からは、感謝の 感想が多いです。
実際にオンラインショップのレビューにも、「こうのとりハローキティのくちばしが折れて子宝に恵まれました!ありがとうございます」という内容が多いです。




今後の商品開発について

中村貴大さん:
実は、「但馬限定こうのとりハローキティ」は、2022年前半だけでも約1,000個販売されています。
ですので、今後もいろいろな企画を考えており、こうのとりハローキティに関連したグッズやこうのとりグッズも前向きに検討中です!
コウノトリ本舗店舗で販売するスタッフや中村さんの、商品に対する思いなどお聞かせください

中村貴大さん:
お客様からの問い合わせも多いので、「こうのとりハローキティ」を起点にして、例えば商品棚に、絵馬と絵馬を掛ける台を用意しようか、など販売施策としての中心となっている商品でもあります。
不妊や不妊で悩んでいる方々に届けられるような「こうのとりハローキティ」を考えていきたい、と思っています。
こうのとりハローキティを手にとってもらうには、まずは豊岡市に来ていただかないといけないので、豊岡版DMO(豊岡観光イノベーション)などの事務所に対して、こうのとりハローキティの販促などを随時行なっています。DMOには、イベントで出店する際には必ずこうのとりハローキティを持っていったり、販促物や告知物にも、一番目立つところにこうのとりハローキティを掲載するようにしています。
またハローキティなので、国内向けだけでなく海外に対する告知についても、こうのとりハローキティを用いるようにしています。
店舗には団体バスのお客様も多くいらっしゃるので、そういった方々にまずは「こうのとりハローキティ」のことをおすすめしています。





コウノトリ本舗オープンから現在までに大変だったエピソードを教えてください

中村貴大さん:
オープン当初、こうのとり事業が始まった直後で大変な盛り上がりだったのですが、店舗としてはまだ色々な事が決まっていない状態でのスタートだったので、現場は本当にバタバタしていました。
「但馬限定こうのとりハローキティ」は、スタートから大変好調でした。




コウノトリ本舗の皆さんが最も大切にされていることは何でしょうか?

中村貴大さん:
来店されるお客様の中には(不妊などの)悩みを抱えている方も多くいらっしゃいますので、 そういった方へのサポートは絶対に怠らないように、またサービスの向上やバリアフリーなど お客様に対するおもてなしの気持ちは常に持っていようと思っています。
こうのとりハローキティ以外にもたくさんの商品が揃っていますが、 全国の皆さんにおすすめしたい商品を教えてください。

中村貴大さん:
豊岡市のブランド米であり、地域特産品である「コウノトリ育むお米」です。
これは、野生復帰したコウノトリが住みやすい環境作りの一環として作られたお米です。
無農薬で有機栽培する田園が増えることにより、いたる所でコウノトリが住めるという環境が増えていきます。この商品を増やしていく(循環していく)ことで、そのような田園が増え、至るところでコウノトリが住める、という環境面と経済面を考えた商品です。
このお米を使った米粉スイーツや米粉の甘酒などといった関連商品も、健康を気にする方々に好評いただいています。




「SDGs推進店舗」としてSDGsを実現させていく試み。
これからのコウノトリ本舗、未来に向けてのコウノトリ本舗としての思いをお聞かせください

中村貴大さん:
今年度からコウノトリ本舗は、「SDGs推進店舗」として、まずは豊岡市内で率先してSDGsを実現させていく試みを行なっています。
具体的には、「地場産商品の販売を通じて地域の経済循環・街つくりを高めていく」、「但馬限定こうのとりハローキティを通じて子育てなどの問題にも着手していく」、「コウノトリを通じて自然保護を率先し行動していく」などです。
元々行なっていたことがSDGsに当てはまってきた、という思いです。
コウノトリ本舗には、薪窯料理を提供する飲食店も併設されており、そこでは自然由来のエネルギー「薪」を使いピザや焼きカレーを調理・提供しています。
ピザ生地には米粉をブレンドし、地域経済活性化に繋がる地場産の利用や健康にも気を使ったメニューを提供しています。
この「薪」も豊岡市内にある神鍋高原にある森林から伐採したものです。
また、全面太陽光発電の環境を整えて自家発電による店舗運営についても今年度から着手する予定です。
兵庫県豊岡市の魅力やオススメの観光スポットを教えてください

中村貴大さん:
豊岡市街地には、登録有形文化財のレトロな洋風建築を蘇らせた「オーベルジュ豊岡1925」のような宿泊施設があり、また大石内蔵助の奥様の出身地でもあったりと、魅力ある観光と歴史を体験できる街でもあります。
1925年の北但馬地震に復興した建物が多く残る「豊岡復興建築群」がある「大開通り」や「宵田通り」など但馬の近代遺産にも注目していただきたいです。この近代建築群を見るために、 夏休みなどを利用して建築を学ぶ学生さんがお越しになることも多いですね。
昔、料亭だったところがライブハウスに生まれ変わっていたり宿泊施設になっていたり、とまだまだ知られていない魅力的なスポットがたくさんあります。
また城崎温泉、神鍋高原スキー場などの観光地や、出石そばや松葉ガニなどのグルメも有名で、豊岡市は自然魅力が詰まった街なんです。
そして豊岡市は鞄の街でもあり、鞄の生産量は全国一位です。市街地には、鞄の業者さんや店舗が集まっている「鞄ストリート」があり、前出の「大開通り」と途中で通りがクロスしており、「近代建築と鞄」を両方楽しめる、まさにアートを堪能できる街でもあるんです。
市内には鞄の専門学校もあり、鞄職人になりたい学生さんが学んでいます。コウノトリ本舗でも、コウノトリのロゴの入った鞄を販売しています。
鞄を学ぶ学生さんたちや、コウノトリ本舗に来る自然保護環境作りをと学ぶ学生さんなどと一緒に地場産のモノづくりができるのでないか、とも考えています。




若者が働きやすい・住みやすい街作りへの貢献。
最後に、中村さんは株式会社モアカルの代表であり、コウノトリ本舗には一事業者として参画されていますが、今後、豊岡市や但馬地域がこんな風に広がっていけば良いな、などの展望をお聞かせください

中村貴大さん:
コウノトリ本舗と共に株式会社モアカルも、豊岡市の魅力を伝えていきたいと思っています。 そのためには、コウノトリ本舗は非常に大切な役割を担っていると思っています。
株式会社モアカルのコンセプトとして「若者の復帰率、移住人口を増やす」がポイントになっています。豊岡市は兵庫県下で面積的に一番大きな街ですが、人口は8万人ほどしかいなく、昨今若者が市から出ていってしまっていて、大きな街を支えているのは、実はご年配の方が多いのが現状です。街の未来としてまだ不安定なところがあり、自然や大きな街を支えていくには若者の力が必要です。
その若者を増やすために、都市部にあるような魅力的な新しい産業を地域内に作り出したり、 地域企業に対してサポートを行ったりして、若者が働きやすい・住みやすい街を作っていきたいと考えています。
コウノトリ本舗: https://www.kounotori-shop.com/official/ (店舗)                      https://www.kounotori-shop.com/shop/ (オンラインショッピング)
コウノトリ本舗: https://www.kounotorishop.com/official/ (店舗) 
https://www.kounotorishop.com/shop/ (オンラインショッピング)
         住所:兵庫県豊岡市祥雲寺14-2
         お問合せ:TEL.0796-37-8222
         営業時間:9:00〜17:00
         休業日:毎週月曜日(祝日・振替休日にあたる場合は、その翌日)

住所:兵庫県豊岡市祥雲寺14-2

お問合せ:TEL.0796-37-8222
営業時間:9:00〜17:00
休業日:毎週月曜日(祝日・振替休日にあたる場合は、その翌日)

株式会社モアカル: https://moacal.co.jp/
株式会社モアカル: https://moacal.co.jp/
掲載の記事・写真・イラスト等のすべてのコンテンツの無断複写・転載を禁じます。