nagare-bashi(kozuya-bashi)
流れるように造られている流れ橋
涼しい風が吹き、川の流れの心地のいい音が聞こえ、自然と一体になれるかのような場所。
京阪電車八幡市駅からバスで15分。趣のある雰囲気から、「暴れん坊将軍」や「水戸黄門」などの時代劇のロケ地として使われ、人気の観光スポットとして有名です。
ここを訪れれば、遠い昔にタイムスリップしたように感じるかもしれませんね。
全長356.5m、幅3.3mあります。
正式名は府道八幡城陽線上津屋橋(こうづやばし)です。
通称「流れ橋」と呼ばれ、川の水位が橋板に達すると橋脚を残し、橋板のみが流れます。水が引けば、ワイヤーロープにつながれた橋板を手繰り寄せ、再び橋脚に乗せる仕組みです。
流れ橋の特徴は最初から流されることを計算して造られています。あえて流れるように造られている流れ橋は自然の威力に逆らわずに受け入れて共存していこうという昔の人々の想いが詰まっています。
流れ橋は昭和28年(1953年)3月の架設以来、なんと通算22回の流出を記録しています。
人の通行は出来ますが、車は通れません。自転車は降りて運行してください。
流れ橋は約5メートルの高さがある場所もあり、手すり等もないので、歩くときは注意してくださいね!