本光寺は、油小路事件で新選組の手により絶命したとされる
伊東甲子太郎(いとうかしたろう)の石碑がある日蓮宗のお寺です。
伊東はかつて新選組の一員であり、後に脱退し御陵衛士を結成したことで名を知られています。
ご住職の青木照瑠さんに本光寺と新選組とのかかわりを伺いました。
「伊東が本光寺で命を落としたことは1971年になってはじめて判明したんです」。
大石鍬次郎(おおいしくわじろう)の槍が肩から喉に刺さったのが致命傷だったとされ、
死に際に「奸賊ばら(裏切り者)」と一声発したとのこと。
歴史学者の方や地域の人々、新選組の関係者が調べた結果、石碑の存在により伊東が本光寺で命を落としたことが判明したということです。
本光寺の門を入ってすぐに建つ伊東をしのぶ石碑。
幕末の歴史を肌で感じてみませんか。
伊藤甲子太郎の説明が書かれています。
石碑では線香をあげることもできます。